活動レポート

日野川流域交流会や構成団体「川の駅」のイベントなどの活動を報告します。

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2004年6月20日掲載

『福井県川の初級指導者養成講座(第1期)』の開催

福井県ではじめての、『福井県川の初級指導者養成講座(第1期)』を平成16年6月12,13,20日に開催いたしました。
20名を超える参加者が、川で遊ぶ中で起きる危険から身を守る内容について受講しました。
詳しくは、活動報告書の中に記載があります。

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2003年11月24日掲載

ブナ自然林の四季を探索しよう

日野川流域交流会 川の駅交流会in「今立」
『ブナ自然林の四季を探索しよう』   平成15年11月24日(祝)開催
9:00 大滝神社下宮集合~奥の院へ ~昼食~下山~寿喜娘酒蔵で談笑~14:00解散
本来、伯耆(ホウキ)大山より東方の日本海側の山稜は、冬の積雪の恵みによって縄文文化以来の遺産ブナ帯の姿を守っているはずでした。しかし近世以降、人口密集による開発で、ブナの自然林はその姿を消し始めましたが、今立町大滝の権現山(標高326M)は、紙祖神川上御前を祀る「奥の院」の神域として今もそのブナの社叢林は護持されて、山頂にあっては豊かな清水が湧き出しています。「緑のダム」といわれる樹齢350年のブナの森の水源地に立って、四季折々の自然誌を学びました。
2003F
当日は、まず大滝神社についてのご説明を宮司さんよりいただいた後、30分ほどかけて、斉藤寛明先生(植物学)の解説と共に山頂まで歩きました。山頂へ近づくにつれ、次第にブナが見られるようになり、
2003H
さらに山頂には樹齢千年はあろうかという大きな杉の大木が私たちを歓迎してくれました。奥の院には、湧き水があり、昨今の渇水時でも枯れることがなかったそうです。参加者は、ブナ林とその自然が作り出すパワーに圧倒されました。
2003G
その後、昼食をしながら、山の大切さ、山を守っていくことの大切さについてみんなで話し合いました。

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2003年2月15日掲載

フォーラム2003~住民参加といい川づくり~

フォーラム2003~住民参加といい川づくり~
主催 日野川流域交流会
共催 NPO法人ドラゴンリバー交流会・武生商工会議所建設業部会
後援 福井県土木部河川課・国土交通省近畿地方整備局福井工事事務所
2003年、3回目となるフォーラムは、2月15日(土)に今回のテーマは、「住民参加といい川づくり」。私達はこれからの川づくりにどう参画すべきなのでしょう?参加者全員で話し合うフォーラムとなりました。
2003Aフォーラムでは、まず、私達日野川流域交流会のこれまで2年間の活動報告を発表しました。つづいて、「川の駅」活動報告として、農山村環境研究会より松ヶ鼻土地改良区の林貢司さんが「松ヶ鼻頭首工での住民活動」と題してお話頂きました。
農業の合理化のもと用水のパイプライン化を進めており、反面、既存の用水路に水を流さなくなれば魚、虫、鳥はいなくなるとの懸念がある。そこでまず、現在どのような生物がどこに生息しているのかを、水路での生物調査をおこなった。こういう調査をもとに今後の地域整備に活かしていきたい。

2003B農山村環境研究会は今後も、農山村環境に視点をおき、日常生活の中から関心がもてるよう、自然との共生のための啓蒙活動を進めていきたい。地域住民全てのほんの少しの意識の変化に繋がればと考えている。「昔はよかった・・・。」とか現在を否定するのではなく、自然とふれあえる、そんな時間や空間を共有できる。そんな活動をしていきたい。

2003Cつづいてみんなで話し合うパネルディスカッションが行われました。
パネラーは、
上流域住民を代表して、権八 實 氏(田倉川と暮らしの会・会員)
専門家を代表して、松田 隆喜 氏(県立丸岡高等学校・教員)
企業を代表して、谷口 裕朗 氏(丸高コンクリート工業㈱・役員)
行政を代表して、塚本 勝典 氏(福井県土木部河川課・課長)
また、アドバイザーとして、
三谷 政敏 氏(NPO法人ドラゴンリバー交流会・理事長)
倉内 公嘉 氏(国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所・所長)
そして司会は、田中 保士 (日野川流域交流会推進委員会・委員長)
2003Dまず、今回のテーマ「住民参加といい川づくり」にちなんで、“いい川”の定義づけについて、権八氏からは、山間部の保水能力が低下していることに触れ、「上流域では過疎化の進行が山林の荒廃に拍車をかけている、いい川づくりには、農山村の復権が大切である。」と訴え、魚類の専門家 松田氏は「普段は物言わぬ魚の立場から言わせてもらうと、生態系の中でサクラマスはより強い方、より弱い魚が戻ってこなければ“いい川”とはいえない。コンクリートで固められた川では、弱い魚は生きていけない。」とこれまでの川づくりの弊害を訴えました。また、「“いい川”とは時代と共に変化していくもの。地域の住民、風土の価値観で判断すべき。」という意見も出されました。
会場からも、「有機農業などで田んぼには少しずつ生き物が戻るようになってきた。しかし、コンクリート3面張りの用水路では、連続性がない。」などという意見も出され、まずは自分達の身近にある里山や小川を見直して、大切にしていくことを確認しました。
2003E
また当日は、各川の駅の方々が
普段の活動内容を発表する
ポスターセッションが行われました。
2003I

王子保小学校の5年生が
人工受精の段階から飼育に取り組んでいる
サクラマス(ヤマメ)の稚魚も参加!
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2002年9月7日掲載

サクラマスのふるさと探検とそば打ち体験

秋、サクラマスは産卵をするために谷川へと上ります。今回は、今庄町そば道場を会場に、「サクラマスのふるさと探検とそば打ち体験」を開催しました。つまり、サクラマスが産卵していた今庄町を訪れ、産卵について学習する取り組みです。
この日は、学術的立場から、サクラマスの産卵について武生東小学校校長で魚類の専門家の長谷川先生からお話いただき、つづいて、孫谷川の語り部・豊岡さんより、50年前今庄町でサクラマスが産卵していた様子を語っていただきました。
つづいて実際に谷川までいき、どういったところでサクラマスは産卵していたのか、現場を探検しました。残念ながら、50年前とは環境が変わってしまい、当時の面影は見当たりませんでした。
2002D日時:2002年9月7日(土) 会場:今庄町そば道場
21世紀は水の世紀といわれています。
私たちが住むこのふるさとが、魅力ある地域、魅力ある日野川にするためには、私たち一人一人が、川作りに積極的に参加することではないでしょうか。今後も、日野川流域交流会は、皆様と共に交流・連携しながら、魅力ある地域づくり、日野川づくりにかかわっていきたいと願っています。

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2002年5月31日掲載

かわづくり・まちづくり講習会

つづいて行われたのが、「かわづくり・まちづくり講習会」です。この講習会は、河川管理行政担当者を対象とした講習会でした。
当日は、今庄町リトリートたくらを会場に、財団法人リバーフロント整備センターより「川を活かしたまちづくり」と題して、つづいて、当時の国土交通省福井工事事務所長より「魚道づくり実践」と題して、お話いただきました。
夜は、田倉川と暮らしの会の皆さんから温かい郷土料理と郷土踊りのおもてなしをうけ、翌日には、国土交通省から土砂災害防止功労者表彰を受けた田倉川と暮らしの会の「100年前の砂防ダム」を見学しました。
2002C 日時:2002年5月31日~6月1日 会場:リトリートたくら(今庄町)

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