文化科学支援活動を発信

« TOP / 分類:文化材・防災技術

12
2012年3月3日

マヤ文明の遺跡探査

遺跡探査を実施するため、チャルチュアパ市にある、カサブランカ遺跡に居ます。写真はマヤ文明のピラミッド。更なる発見を目指して今日より本格的に探査を始めます。

20120302-125143.jpg


カテゴリー: 文化材・防災技術 | タグ: |
2011年7月6日

巨大地震 海底地すべり 保存処理

IMG_6924.jpg
(処理された海底地すべり面。複雑な地層がとても貴重。)

千葉県南房総市白浜地係において、 農業用道路建設中に特殊な地層が発見されました。 この特殊地層は、約200~300万年前の地震によって、 海底の砂層が液状化し、破壊した地層が不規則に堆積・隆起したもので、 露頭からその様子がうかがうことができます。 この露頭斜面は、地震による海底地すべりの詳細を把握する上で 大変重要な資料であるので、 学術面および地震防災意識の啓発面で活用が期待されています。 斜面の保護工では一般的に、露頭を被覆する工法が用いられますが、 今回、 土と石の強化保存剤TOTを用いて、 地盤の耐候性向上を図り、露出した地層面を保護を実施しました。

http://www.geology.co.jp/weblog/wp-content/uploads/2011/07/PICT7245.jpg
(TOTの塗布作業中

カテゴリー: 文化材・防災技術 |
2009年7月9日

石質門柱の強化保存修復事例

1.概 要
この門柱は、昭和5年(1930)に造られた学校の石造門である。79年を過ぎた現在も、地域の遺産として歴史を刻んできた石造門は、まさに貴重な『歴史的文化財』である。
現在では、風化等の影響で門柱の一部は亀裂や剥落が発生し、10年程前の修復工事の後も剥落が再発している。
2.保存処理の目的と方法
門柱は、吸水性が高い砂岩を使用しているため、風化による亀裂・剥落が激しく、建立当時の姿が徐々に失われつつある。1999年秋には一度、補修工事が行われた。工事では、風化による埋没部の復旧、劣化ブロックの入れ替え(補填)、補填石(凝灰岩)を補色処理、基礎の吹き付けなどが行われた。しかし、9年を経過した現在では、補色材が薄層剥離によって露出したり、目地も損傷したりと、損傷が著しい状態であった。
今後は内部まで雨水が浸水することで、更なる劣化が危惧されるため修復が必要とされた。


保存処理作業中

3.強化保存処理


処理前後の比較
上段・・・門柱正面(砂岩質)
下段・・・門柱裏面( 〃 )
補修跡の剥落やスプーンカットのような角を補填した。


カテゴリー: 文化材・防災技術 |
2009年7月8日

重要建築物の危機を救え!

古い建物の基礎には、石材が用いられていることが多い。
福井県では1500年も前から、凝灰岩を主とした石を基礎などに用いており、中でも「笏谷石」といわれる石材は、かつて全国に出回っていた。
これらの石材は、長い間の風化によって近年、剥離・剥落が発生しているものが多い。
今回、ある寺院の建築基礎石が強風化したため、その一部をTOTで強化保存した。
亀裂が多く、剥落した部分の復旧は今回は行わないが、これ以上の風化抑止のために処理を行い、現在、経過を観察中である。


ある寺院の建築物


基礎石の破損箇所


亀裂が多く発達する

多くの石材や石造物の風化侵食が現在、多発している。このような重要物や歴史的な遺産を強化し、そのままの姿で後世に受け継いでいくために、TOTが役立つことを願っている。


TOTによる強化処理


カテゴリー: 文化材・防災技術 |
2005年5月24日

長江三峡地区遺跡探査探検記

古代水文観測遺跡 「白鶴梁枯水題刻遺跡」
「万里の長城」建設以来の大工事と言われる三峡ダム、工事はほぼ予定通り進み、段階的に貯水が始まっている。中国最大の大河「長江」は水の文明を育み長江文明として世界の注目を浴びてきた。長江がせき止められると632K㎡の陸地が水没する。それにより828カ所の貴重な文化財が水没することが確認された。三峡地区には春秋時代に巴国と楚国文化が出会った重要な土地である。人類の貴重な文化財を救う手段として政府は、科学的方法による調査研究に重点を置いた。1994年3月国家文物局の許可を得て、当社は国家地震局、四川大学などと合作総数20名余の探査隊が組織された。3月12日隊員は上海と北京から重慶に集合し、四川省隊員と合流、翌日客船でフウ陵市へ旅だった。私の最初の海外探査探検である。ここでフウ陵市の「白鶴梁枯水題刻」遺跡を紹介しよう。
「水没地には百以上の水位観測所があり、長江上流の水位を千年以上にわたって記録している。中でも「世界第一の古代水位観測所」という題字を刻んだフウ陵の白鶴梁は、長さ1600m幅約15mの天然の石梁で、渇水期にだけ水面上に現れる。現れる度に記録を刻む。唐の広徳元年(763年)から今世紀初めまで、約1200年間の72年分の渇水の状況を記し、18匹の魚の石刻、さらに宋代の黄庭堅い、明代の王世貞といった歴代の名人の筆になる碑文を刻んでいて「水下の碑林」と言われている」(唐登清の対談から)魚の石刻が水面に露出することは百年間で数回しかない。幸運にも探査探検の最初に見学できた。その時「水中博物館」構想を聞いたが現在どこまで進んでいるのか興味深い。
写真は、長江中央に現れた白鶴梁と魚の石刻と私。隣の警官が最後まで私のそばを離れず協力してくれた。


(1994年3月13日撮影)
次回に続く 

カテゴリー: 文化材・防災技術 | タグ: |
2005年5月13日

遺跡探査を試みませんか。

発掘前に非破壊法による遺跡の物理探査を行い、地下の異常箇所の絞り込みや遺構の存在が推定できます。探査方法は、帯磁率探査、磁気探査、電気探査、電磁誘導探査、自然電場探査、地下レーダ探査、表面波探査など国内外での実績の蓄積技術で対応できます。ご相談に応じます。


カテゴリー: 文化材・防災技術 |
2005年5月13日

土と石遺跡の強化保存室内実験をいたします。

遺跡の強化保存処理を計画している方に、保存剤TOTの室内実験のご相談に応じます。
遺跡のサンプルを送っていただければ、処理してご返送いたします。
処理後ご自身で暴露テストなど検証できます。


カテゴリー: 文化材・防災技術 |
12