活動レポート

日野川流域交流会や構成団体「川の駅」のイベントなどの活動を報告します。

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2013年9月2日掲載

トミヨがすむ湧水の里めぐり、開催しました!

2013.09.01

SAVEJAPANプロジェクト2013 福井の第2回目が開催されました。

「トミヨがすむ湧水の里めぐり」 ~トミヨも人も水が命~

今回は前回よりも多く70名弱の方が参加されました。

今回は、トミヨがすむ清流治左川の水がどこから流れてくるのか、上真柄町の集落を探検しました。7箇所あるといわれている湧水地点のうち、今回は3ヶ所をめぐりました。度の湧水地点もきれいで冷たくて、赤ちゃんからお爺ちゃんまで生き物のとっての命の水を堪能しました。上真柄町がある味真野地区は歴史も深く神社仏閣などもあるなかで、今回は湧水地点を見学

してから、歴史の道を通り、小丸城跡を訪れ、最後はそば&パスタの「和伊屋」さんのご協力で治左川の水で作った越前そばを試食しました。

途中で小雨が降りましたが、皆さんの笑顔は絶えることなく、水に感謝しながら里をめぐるゆったりとした半日となりました。

 

(治左川とトミヨを守る会の石本さんからトミヨの説明を受けてます)

 

(水槽に棲んでいるトミヨを観察中。小さい魚だね)

 

(清流治左川を散策しながら、梅花藻を鑑賞してます。実物はとってもきれいなんです!)

 

(治左川の井戸水をテイスティング!?)

 

(いろんな遊水地をあって、どれも地区の方が大事にされていて、気持ちいい~!)

 

(歴史の道は森の中の小径のよう。村の中で森林浴ができるのは最高です!)

 

(いろんな生き物に出会いました!)

 

(カエルゲット! 実は殿様ですよ!)

 

(小丸城跡となりの常安楽院で一休み)

 

(治左川の水でつくられた越前そば、この日限りの特別メニュー)

 

(福井に来たら、越前そば!)

 

(子どもにも大人気です!)

(和伊屋の山崎さんにつくってもらいました。とてつもない量をありがとうございました!)

 

地域の方のご協力で、今回も楽しく活動ができました。ありがとうございます。

次回は、10月27日最終回です。こうご期待下さい!

 

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2013年7月29日掲載

治左川を楽しもう、開催しました!

2013.07.28

トミヨと梅花藻 奇跡のタイムカプセル
「治左川を(五感で)楽しもう」 の第1回目が開催されました。

越前市味真野地区にある上真柄町には古くから湧水が流れ、常に14度以下の冷たい水温には、氷河期の生き残りといわれるトゲウオ科の「トミヨ」が梅花藻と共に生息しています。絶滅危惧種に指定されているトミヨの最南端生息地がここ、「治左川」とされ、上真柄町をはじめ地域の団体の方が熱心に保護を行い、町内には今も住民と生活を共にする清流が流れています。

この企画は、損害保険ジャパン・日本興亜損保さまが一緒になって、全国各地の「いきものがすみやすい環境づくり」を行う、「SAVEJAPANプロジェクト2013」の福井県活動として、治左川とトミヨを守る会、日野川流域交流会、NPO法人さばえNPOサポート、NPO法人日本NPOセンターが共催となって開催しました。

治左川は上流の山より伏流した地下水が上真柄町内で湧水指定ます。現在7箇所の湧水地点があり、常に14度以下の冷たい清流を流してくれます。

歴史的にも古くから栄えた集落で、継体天皇のいわれも深い地域です。

この企画は3回シリーズで、この日は第1回目。

真夏の治左川に入っていただき、冷たさやきれいさ、ここでしか生きていけないトミヨと梅花藻を実際に触れていただきました。また、福井県の名水にも選ばれている治左川の地下水を試飲したり、冷たい水で冷やしたスイカや夏野菜も頂きました!(区長さんの差し入れありがとうございました!) また、最後には、地区内で古くから作られている「アブラゲ飯」や郷土料理を御馳走になり、心も体もお腹も大満足になりました。 この活動を通じて、多くの方が治左川に棲むトミヨに関心を持っていただき、いきものがすみやすい環境づくりになることを願っています。

(この日は早朝から町内の方による梅花藻の手入れ中。年に何度か清掃しています)

 

(治左川の湧水地点を見せてもらいました)

 

(トミヨが見られる水槽の中をのぞいてます。あっトミヨ発見!)

 

(治左川の生き物観察中。トミヨの他にどんな生き物がすんでるかな?)

 

(入ってみました。冷た~い!)

 

(気持よさそうなので、大人もたまらず楽しんじゃいました!)

 

(地元の石本さんに捕まえてもらったトミヨ。マジかで観察中です)

 

(名水を試飲中。うんまいなぁ~!)

 

(婦人会の方々が郷土料理を作ってくれました「アブラゲ飯」。ありがとうございました)

 

(おイモの煮つけ。おいしかった!)

 

(郷土料理は美味さ満点!)

 

(みんなで食べるとおいしさ倍増!)

 

(区長さんの差し入れのスイカ。冷え加減絶妙でうまかった!)

 

(翌週開催される、「そうだ!川に行こう!」のPRもしました)

 

次回は9月1日、楽しみです!皆さんお楽しみに!!

 

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2013年5月22日掲載

サクラマス大発見!

2013.5.22

本日、日野川の魚の調査が行われました。
越前市内にある松ヶ鼻頭首工。このほど、魚道が全面改修されたことを機に実施しました。

 

(改修された新しい魚道)

 

あらゆる関係者の方々が集まり、みんなで調査を始めましたが、この日はアユなど代表的な魚種は魚道周辺には見当たりませんでした。

 

(大勢で魚の調査中)
 

今までも、これからも課題となる、頭首工直下までのぼってしまう魚たち。この日はゲートを閉じて、エプロン部などのコンクリートブロック周辺を調べたところ、

なんと、

サクラマス大群!!!

見渡す限りサクラマス!
やはり、堰堤の近くまでのぼっていました。

(サクラマス!発見!!)

 

(隙間に入り込んだサクラマスの救出作戦!)

 

(捕獲したサクラマス。全長約45~55cmが多かった)

(ヤマメもいました!)

 

この日の魚の調査は、サクラマス救出大作戦!になりました。
日野川流域交流会では、「サクラマスの駅伝」を統一テーマに10年以上に渡って、地域団体、専門家の、行政、学校などと連携してきましたが、活動前には考えもしなかった、こんなにたくさんのサクラマスが遡上していることを知り、大感動でした。

しかし、魚道の入口が見つからないのでしょうか。どうしても堰堤までのぼってしまい、更に上流に行くのが困難です。あと一息!人と川とのいい関係を創出するためにも、サクラマスを上流へ戻さなくては。

日野川流域交流会の活動はまだまだ熱く展開していきそうです。

この日の調査で捕まえたサクラマスは、およそ15匹。目視確認等を合わせると、30匹以上はいたと思われます。捕獲したサクラマスはすぐに、堰堤上流で放流しました。

元気な子供をいっぱい産んで、日野川に戻ってこいよ!

(救出したサクラマスを上流で放流)

 

注)今回は特別な許可を受けて、調査を行いました。サクラマスを勝手に捕獲することは禁じられていますので、ご注意ください。

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2012年12月3日掲載

「そうだ!」で繋がる日野川流域!

 

2012.12.3

お陰さまで、流域イベント「そうだ!川に行こう!」は地元の皆様に愛されるイベントとなり、全国の方からも称賛いただける内容に成長してきました。

砂礫河原をとりもどすために日々、実践的に研究を行っていますが、流域の皆様にもっと、「日野川に関心を深める」ことをテーマにこのイベントを進めてきました。

同じ志や想いを持った方も多くなり、実践的で有意義な我が大きく広がっております。

「そうだ!川に行こう!」を初めて4年。
その間に、村国山を楽しもう!という団体も設立され、流域でネットワークが更に拡大しました。そしてイベントを通じて流域全体が元気になってきました!

日野川流域交流会では、上流から下流まで運命共同体ととし活動するために、「そうだ!」をシリーズ化として展開し、更に多くの方と共動していこうと考えています。

現在このようなネットワークが展開されています。

「そうだ!川に行こう!」 日野川に砂礫河原をとりもどす委員会
「そうだ!村国山に行こう!」あそぼっさ!越前市ハッピープロジェクトチーム
「そうだ!木を植えよう!」みずのとらベル隊(番外編)
「そうだ!川で泳ごう!」環境文化研究所

「そうだ!」シリーズで流域を元気にしていきたい!という方は是非ご連絡を下さい。
どんどん繋がって行きましょう!!!

 

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2012年11月19日掲載

「そうだ!川に行こう」報告会をご報告!

2012.11.16

「第4回そうだ!川に行こう」の開催ご報告会と今後の「かわまち活かし」について講演が行われました。
詳細は後日、報告書を作成しますのでお楽しみください。

今回は、東京農工大学客員教授「福井隆氏」をお招きして、日野川流域交流会と日野川と流域住民とのさらなる飛躍をテーマにご教授いただきました。

午前中は、先生を日野川にお連れして、いろんな日野川の表情をご覧いただきました。
さすが先生、ちょっと立ち寄っただけで、古い祠を発見されたり、山がイイ!と興味を示されるなど地域の宝をすぐに発見していきます。着眼点、発見力、本当に勉強になります。

(古い祠に興味津津)

(ここの山がイイ!と撮影されています)

 

昼食は、先生、お待たせしました、今庄そばです!新そばの季節に今庄に来られて本当に良かった!最上級のおいしさでした!

(だいこんおろしで頂く冷たいおろしそば。福井でしか食べられませんよ!)

 

午後は、報告会。会場は南条文化会館の大ホール!素晴らしい会場でした。
まずは、日野川に砂礫河原をとりもどす会の奥村会長からごあいさつ。

(奥村会長のご挨拶)

 

続いては、「そうだ!川に行こう」佐々木実行委員長よりごあいさつ。

(佐々木実行委員長のご挨拶)

 

「そうだ!川に行こう!」では、当日アンケートを実施して、ご来場者から川の関心、思い等を含めて砂礫河原のこれからのヒントとなるご意見をたくさんいただきました。今年初開催の「リ・BAR」もあって、20歳代の世代も多くご来場いただきました。

(奥村会長よりアンケート結果のご報告)

 

イベント中の事故やけがなど、ヒヤリハット報告を行い、事故の軽減や今後の管理など課題抽出があり、更に安全に努める大切さを全員で認識しました。

(環境文化研究所の田中さんからのヒヤリハット報告)

 

(司会はいつも素敵で、体験型アナの福井キャノンの松本さん)

 

福井先生のご講演「ひのかわのくらし」
キーワードは「つながり」。日野川の目指すべきところや地域の大切なもの、人と人、人と地域と文化など、多くのつながりによって将来、持続可能なかわ活かしができると、お話しより強く自信がつきました。
(※詳しくは後日の別途報告書でお知らせします)

(ご講演中の福井先生。魅力的な話題満載で引き込まれます)

 

(ご講演後は客席を巻き込んだワークショップ。地域の宝をブラシュアップ中。たくさん出ました!)

 

もうひとつのお楽しみは、報告会後に開催した、福井先生を囲んでの懇親会。
会場は、「そうだ!川に行こう!」で食品衛生関係でご尽力いただきました「和伊屋」さん。
スペシャルお酒と食事と、愉快な人たちが集まりました。

(和伊屋の山崎さん。おいしい料理をありがとうございます!)
 

(越前といえば、これ、越前ガニ!セイコガニ(♀)は味噌が美味しく大好評です!ちなみに生きた状態から料理していただきました!)

 

(愉快な仲間たちと楽しさを酌み交わして、夜はふけて行きました)

 

福井先生には、日野川流域交流会の活動をご評価いただき、今後の方針について大きくご助言頂きました。本当にありがとうございました。
今後は新たに躍進するため、意見をまとめ、日野川にご来場いただく方々に楽しんでいただけるように進めていきます。

 

 

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